ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「――――はい、そこまで!」

 数日が経過し、期末テスト最終日。音楽の先生がキリリッとした表情で言った。

「後ろから前に問題用紙と解答用紙を送って下さい」

 音楽の先生がそう続けて言うと、音楽の問題用紙と解答用紙が後ろから回ってくる。

 私は音楽の先生に問題用紙と解答用紙の束を手渡す。

 音楽の先生は前の席の生徒全員から問題用紙と解答用紙を受け取ると、ペラペラと一枚一枚確認して整頓すると、問題用紙と解答用紙の束を持って教室から出て行く。

 犬垣君はバババッと携帯で文字を打ち、画面を見せてきた。

『野山、お疲れ』

「うん……」


 なんだろう……。

 少し、気持ち悪い……。

 疲れたからかな……?


 犬垣君はまたバババッと携帯で文字を打ち、画面を見せてきた。

『顔、真っ青だけど大丈夫か?』

「ちょっと、ジュース買って来るね」

 ガタッと私は席から立ち上がる。
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