ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「野山、親は今日、高校に迎えに来るのか?」

「はい」

「なら、親が来るまでここで休むといい。それとな」

 私は首を傾げる。

「今日のお姫様抱っこのことだが、親、及び、雨瀬が目覚めても秘密にしててやるから、心配するな」

「!」

 私の顔がかああっと赤くなる。

「さすが、ナツ先生ですね」

「瀬名、お前は本当、雨瀬と似てるな。顔も行動も。見てて吐き気がする」

 ナツ先生がぞんざいに言うと、瀬名君はにっこりと笑った。

 この後、犬垣君とみっちゃんが保健室に来てくれた。

 話しながらお母さんが来るのを待ち、お母さんと病院に戻っていったのだった。
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