ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「うさ葉、ありがとう」
「いえっ」
「実は俺からもプレゼントがあるんだ」
え、プレゼント……!?
雨瀬先輩は背中に隠し持っていた袋を私に差し出してきた。
私は袋を受け取る。
袋の中を見ると、白のぼんぼんがついたブーツの中にお菓子がたくさん入っていた。
私の顔がぱああっと明るくなる。
か、かわいいっ……!!
「1階の売店行ったら、売ってて買ったんだけど、こんなのでごめんな」
「謝らないで下さい。私、先輩と初めてクリスマス一緒に過ごせるだけで幸せなので」
「うさ葉……」
「あっ……」
私は窓の外を見て、突然、声を出す。
雨瀬先輩は窓の外を見る。