ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
ウィーン。
黄色の光の剣が出てきた。
「…………!」
優人君、本気なんだ……。
本気で先輩を殺しに来たんだ……。
もう、これ以上、先輩を傷つけさせない……!
私は雨瀬先輩を庇うようにバッと両手を広げる。
短めのタータンチェックの赤白のスカートが少し揺れる。
雨瀬先輩は驚く。
「うさ葉……!?」
先輩にこんな辛い想いさせるのは今日で最後にするんだ。
私はいつも先輩に守られてばっかりだった。
だからこそ、今度は、命がけで――――。
「私が、先輩を守ってみせるっ…………!!」