ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 優人君は、SINE《サイン》ソードを力強く握り締める。

「花嫁、離れて」

「離れ……ない……」

「離れろ……!」

「離れない……!」

 雨瀬先輩はベットから降り、私の肩に手を乗せる。

「うさ葉、もういいっ! 後ろに下がれ!!」

「でもっ……!」

 雨瀬先輩は私の前に立つ。

「うさ葉は、君なんかに絶対渡さない!!」

 雨瀬先輩の叫び声と廊下から駆けてくる足音が重なる。

「なら、SINE《サイン》と共に死ねえええええええ!!!!」

 優人君は雨瀬先輩に向かってSINE《サイン》ソードを真っ直ぐ突き出す。

 ズサッ…………!!!!
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