ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「雨瀬えええええっ!!」

 優人君はどんっ! と雨瀬先輩に肩から強く突進する。

 雨瀬先輩は床に倒れる。

「先輩っ……!!」

 私は叫ぶ。

 優人君は雨瀬先輩の首元にSINE《サイン》ソードの先を突きつけ、笑う。

「やっとやっと、あなたを殺せる!!」

「……優人、楽しかったな」

「は?」

 雨瀬先輩は、切なげに笑う。

「……演奏会、楽しかったな」

「何言って……」

 雨瀬先輩の目が少し潤む。


「もっと、君と音楽やりたかった」


「うわああああああああああっ!!!!」

 優人君はSINE《サイン》ソードを持ち上げ、雨瀬先輩の首元にSINE《サイン》ソードの先を突き刺そうとする。
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