ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 優人君は真っ直ぐ窓を見る。

「……雪、綺麗だね」

「優人……君……?」


 な、なんだろう……。

 何かが、変だ……。


 優人君はSINE《サイン》ソードを自分の首元に当てる。

「――――!!」

 私は目を見開く。


 優人君、ま、まさか……!!


 優人君の目が涙目になる。


「さよなら、僕だけの花嫁」


 優人君は、SINE《サイン》ソードを持つ右腕を一瞬引き、自分の首目掛けて突き刺そうとする。

 私は優人君に向かって右手を伸ばす。

「優人君っ……!」
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