ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 シュンッ!

 SINE《サイン》ソードが消えた。

 私達は驚く。

「なっ……!」

 優人君は右手に持つスマホを見る。

「バッテリー切れ……!?」

 体の力が抜け、優人君はその場に崩れ落ちる。

「確保!」

 シュッと扉が開き、警官がドドドッと病室に入ってきた。

 一人の警官が優人君の手首に手錠をし、後ろにいる2人の警官が脇を片方ずつ掴み、立たせる。

 そして、そのまま連れて行こうとした。

「ちょっと、待って下さい!」

 警官達がぺたりと床にしゃがみ込んでいる私を見る。

「話をさせて下さい!!」

 一番年配の警官が口を開く。

「良いだろう。だが、少しだけだぞ」

「ありがとうございます」

「ははっ、ははははっ!」

 優人君は突然、狂ったように笑い出す。

 私は優人君を見る。
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