ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
絵美ちゃんの両目に光るものが滲む。
「友達に…………なれた…………かな…………?」
「何……言ってるの…………?」
私はぎゅうっと絵美ちゃんの手を握る力を強める。
「絵美ちゃんは最初からずっと、ずっと、友達だよ…………」
絵美ちゃんは嬉しそうに笑う。
「良かっ…………た…………」
みっちゃんが口を開く。
「絵美」
絵美ちゃんはみっちゃんを見る。
「みんなと話し合ってあんたのこと許すことにしたから」
みっちゃんが優しく言うと、絵美ちゃんの両目が潤む。
「雨瀬先輩のこと、いや、うさ葉のこと守ってくれてありがとう」
絵美ちゃんは一筋の涙を流した。