ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 絵美ちゃんは頬を少し赤らめる。

「それもそうね」


 あ、あれ……?

 なんだか、嬉しそう……?


「じゃあ、次は掛け声かけてから撮って」

 犬垣君はグッ! と左手の親指を立てる。

「今から、撮る」

 私と絵美ちゃんがピースをすると、犬垣君はパシャッと写メを撮る。


 ええ……!?

 それだけ……!?


「ありがとう」

 絵美ちゃんはスマホを返してもらう。


 普通は、『ハイチーズ』とか……言う……よね……?

 でも、犬垣君らしいから、ま、いっか……。
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