ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「うっちゃん、みっちゃん、えっちゃん、いっくん~!」
下駄箱の前に着くと、鹿野君がひらひらと手を振る。
「みんな揃ったし、早速、写メ撮りに行くっすよ!」
鹿野君の隣にいる真壁君が、呆れた表情を浮かべる。
「鹿野、あんた女かよ」
「そう言う真壁だって、楽しみにしてたくせに」
真壁君の隣にいる瀬名君が、クスッと笑う。
「瀬名、てめぇ!!」
りすなちゃんは瀬名君の隣で、ふふっと笑う。
「じゃあみんな、靴履き替えたら外に出て待ってて」
みっちゃんがそう言うと、それぞれの下駄箱に移動する。
私は3年B組の下駄箱で靴を履き替え、絵美ちゃんと犬垣君と一緒に校舎の玄関を出ると、みっちゃんや鹿野君達がすでにいた。
私はふと見上げると、空は一段と輝いていた。
うわぁ~~!
綺麗~~!!
「うさ葉」
突然、誰かにバリトンの声で呼ばれた。