檻の中の国

東京でのあの日々が、頭をぐるぐる巡った。


血まみれの制服と、


ホッチキスの針、


鈍い痛み。



「…やだ…やだやだやだやだ…!!!!!」


「…………!?」


私は耳を塞いだ。




「……あそこには、


戻りたくない。


螢と一緒に居たい。」





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