隣の席の、クソ悪魔。
作り物の笑顔なんかよりも、笑わないほうがまだマシ。



だなんて言ってくるんだぜ?


そいつの名前は中村沙羅。




友達と話してる時は、いつもニコニコしてるのに、俺と話すときは、いつもどこか遠くを見つめているような目をしている。





それにかっとなって、つい授業中に大きな声で口喧嘩してしまい、先生に怒られ、図書室の掃除を、中村とさせられることになった。





掃除の時、俺の正体を隠すように言う為に


「おい」


と声をかけるもあいつはガン無視。



もう一度声をかけても無視するので、あいつの携帯を奪い、俺の方を向くように仕向けた


「返して」


と言い、携帯を取り返そうと、手を伸ばす中村。




俺の本性をバラさないように言うも、完全否定してくる。



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