私の思い~きっかけとタイミング~

俺はこれからどれだけこんな美紗に振り回されるんだろう。

参ったな。

「可愛げがない女だって、自分でもよく分かってるよ。でもこれが私なんだから仕方ないでしょ。気に入らないのなら…。」

これ以上言わせないように、自分の人差し指で美紗の口を押さえる。

「これから美紗の事をもっと知りたい。」

そう言った俺は、一体美紗にどれだけ惚れているんだ。

何もしないと言った事を、早々に後悔している俺。

眠れない夜になりそうだな。

俺は溜息をついた。
















< 225 / 382 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop