私の思い~きっかけとタイミング~
私達は十分おしゃべりをした。

「そろそろ寝るか。明日も仕事だ。」

そして少し言いにくそうに恵太は言った。

「…本当に何もしないから、一緒にベッドに入らないか?」

私はこっくりと頷く。

一秒でもそばにいたい。

その様子を見て、恵太は私の手を取る。

「ベッドはダブルだから大丈夫。」

そして寝室に入る。

モノトーンにまとめられている寝室。

落ち着いて熟睡出来そうな部屋だ。

私達は手をつないで横になる。

「お休み。」

恵太は私の額にキスをして、仰向けになった。

「お休みなさい。」

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