光の少女Ⅳ【神魔界編】
「どうして・・・?」
「何故見ていないのにわかるかってか?それは、私も持っているからさ。お前の仲間の一人と同じ・・・、空間を操る力をな」
そう言い、不意に男が手を振る。
「!?」
その瞬間、花音の身体は宙へと投げ出されていた。
「きゃあああ!」
三メートル位の高さから落とされ、地面に腰を打つ。
気付けばそこは花音が隠れていた遺跡の中ではなくなっていた。
「なっ?えっ?」
「言っただろう。空間を操ると。空間使いにとって、この位は造作も無いこと。戦闘向きではないと思われがちの力だが、この力の本当の恐ろしさを教えてやろう」
男がそう言い、楽しそうに笑った。