わたしはみんなに殺された〜死者の呪い【後編】〜


「こっちにも同じ紙があったわ。

………番号は何かわからないけれど、とりあえずここを探せば何か出てくるかもしれないわね。

1枚あなたに渡しておくわ。
手分けして探しましょ」


と、朱里さんの持っているものと内容が同じ紙を渡された。


手分けして…私と望絵、朱里さんと桜ちゃんってことね。


「………わかった。
じゃあ私と望絵は下駄箱を見てくるね」

「………それなら私たちは4階にある…そうね、音楽室から調べてみるわ。

あなたたちは下から、私たちは上から探していきましょう」

「うん、行こ、望絵」


二人で話をまとめ終えた私たちは、すぐに各々を連れて放送室を出た。


出来ることならこんな暗いところに長居したくないし…。


私は歩くスピードを上げて生徒玄関まで来た。


「望絵、そっちの3年生の方から1個ずつ調べてくれる?
私は1年生の方から調べるから」

「うん、わかった」


言い終えてすぐ私は、1年生の下駄箱の扉を開けた。


扉がついてなければ見るだけでわかるのに…。


この膨大な量の下駄箱を明け閉めしなきゃならないなんて。


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