わたしはみんなに殺された〜死者の呪い【後編】〜
「その紙は…」
懐中電灯で紙を照らす。
「えっと…。
『ぬいぐるみの中に』?
何?また暗号?
それともぬいぐるみの中に何かあるって、率直に考えた方がいい?」
………これは多分暗号でも何でもないんじゃないかな…。
ぬいぐるみなんて、今のところ見てないけど。
「あ、ねぇ芽衣。
あたし数字の意味わかったかも!!」
ふと視線を上げた望絵が、何かを思い付いたように声を上げた。
どうせ望絵の事だから…またとんちんかんなことを言い出すんだろうけど。
「ほら見て、この下駄箱…出席番号23番の下駄箱でしょっ?」
「うん…?
そうだけど、それがどうかした?」
「芽衣が持ってる紙に、下駄箱は030123って書いてあったじゃん!
それ、3年1組23番ってことだよ!!」
…………………。
驚いた。
望絵がこんなまともな事を思い付くなんて…!