友情ー男の友情ー
なのに、どうして特定できたのだろうか。っ‼︎
〔ねぇ大好きな君へ 笑わないで聞いてくれ 「愛してる」だなんてくさいけどね〕
突然、俺の携帯が震えた…。こんな着信音なのは俺の趣味じゃない。たぶんまたあいつらが勝手にいじって変えたんだろう。いつもなら起こるはずのあいつらのいたずら。だが、今回は電話してきてくれたことが嬉しい。
「もしもし?」
「あ、恭?俺だよ。」
「うん…」
「どうかした?」
「…朔、助けてくれ」
「っっ‼︎今、何処にいるんだ‼︎」
「駅…」
「わかった。いますぐ行くからそこにいろよ?」
「ああ…」
こいつが慌てたのは俺が多分初めてこいつに助けてと言ったからであろう。俺は自分で言うのもアレだが、人よりプライドが高かった。だから、助けてはもちろんのこと人前で泣くこともなかった。そんな俺が泣きそうな声で助けてなんて言ったらあいつは飛んでくるだろう。
〔ねぇ大好きな君へ 笑わないで聞いてくれ 「愛してる」だなんてくさいけどね〕
突然、俺の携帯が震えた…。こんな着信音なのは俺の趣味じゃない。たぶんまたあいつらが勝手にいじって変えたんだろう。いつもなら起こるはずのあいつらのいたずら。だが、今回は電話してきてくれたことが嬉しい。
「もしもし?」
「あ、恭?俺だよ。」
「うん…」
「どうかした?」
「…朔、助けてくれ」
「っっ‼︎今、何処にいるんだ‼︎」
「駅…」
「わかった。いますぐ行くからそこにいろよ?」
「ああ…」
こいつが慌てたのは俺が多分初めてこいつに助けてと言ったからであろう。俺は自分で言うのもアレだが、人よりプライドが高かった。だから、助けてはもちろんのこと人前で泣くこともなかった。そんな俺が泣きそうな声で助けてなんて言ったらあいつは飛んでくるだろう。