ぼくのまわりにいる悪い人とぼくの中にいる悪い人
特に弥生には突っ込まなかった。



鼻歌まじりにベーコンを焼いているが、ほっとこう。



しかし弥生はあの横浜での何気ないキスの日からだ。



すこぶる機嫌が良い。



うちの会社は弥生が来てからというもの8時から朝ご飯。


そうなっている。


家では食ってこないで出勤しここで食う。
なんだか自然にこうなった。




そして忙しい1日が今日も始まる。



最近、司法書士や弁護士との面会がやたら多くなってきた。


合法的に借金を踏み倒そうとする輩が以上に増えてきたせいだ。



ぼくの所のような、吹けば飛ぶようなサラ金など一コロなのかもしれない。



しかし、幸いぼくの所は担保をとったり連帯保証人をつけたりで大怪我はしていないのが現状だ。



ギリギリなんとかなっている。



忙しい毎日を過ごしている時は健の事も忘れそうな勢いだ。


そんなある日…



和人さんから電話で一杯飲むか?という電話があった。



弥生を連れて、というのが条件だった。


特に健の事で進展があった訳でもなさそうだ。



なんで弥生連れて行かなきゃいけねぇんだよ…
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