___Hate you.~ピリオドは君が~
「そろそろ門閉めるぞー。準備して出ろよ」
用務員のおじさん先生が、ふと教室に顔を覗かせ声を掛ける。
それに適当に返事を返しながら、あたしは今日あった体育のせいでパンパンの鞄を肩に掛けた。
パタパタ、と乾いた埃っぽい廊下を一人で歩く。
既に部活動は終わっていたみたいで、もうすっかり静かだった。
手の甲で、ぐっと目元を擦る。
ほんとは、あたし、まだ好きだったんだよ。
若干、自分自身で、振られるように仕向けたけどさ。
自分からバイバイ告げるほど、強くなかったんだよ。
大嫌い、大嫌いだよ。
「嫌いに、なれたら良かったのに・・・・・・っ」