天才少年と完璧少年…そして普通少女

「…お、おはよー。与永」

少しクセのある与永の髪。
確かに、イケメンという事は認めよう。
だが

「いつも思うけどさぁ…何で林崎さんは俺見ても、他の"メス共"の様に鳴かないのさ?」

こいつは、決して優しくなどない。
"魔王"だ。
腹黒で、女子は絶対俺の事好きとかそんな奴。
初めは嬉しかったさ、イケメンと隣の席とか…
だけど、こいつの性格はヤバイ。
いわゆる"俺様"だ。
コイツのことは、好きになれない。

「与永おはよ、昨日どうだった?部活」

「おはよー!結羽〜!昨日も楽しかったよー!」

…何だ、この差は!!
私に対して、あんな俺様キャラなのにさ
結羽に対して、こんなのほほんとしてんの!?
全く、本当にコイツは顔だけなんだから…
そう言う私は何も取り柄がないのだけれども…

「…ハァ」
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