メガネ殿とお嫁さま

シュウくんの後ろに乗り、
僕は、
シュウくんの一人暮らしする
家に連れて行かれた。

少し離れた
高層ビルのマンションの
最上階にシュウくんは住んでいた。

「親父が将来のために買ったんだけど、誰も使わないと勿体無いからな。」

シュウくんは、
そう言って、
僕を招き入れた。

ソファベッドと
ローテーブルが、
広いリビングにあるだけだった。



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