no life no color




何事もなく平凡な毎日を送っていた私
ギャルの話の相手も慣れてきた



そして一週間目、予期せぬことが起きた。





「ユノ、お願い。私の変わりに」


毎回こういうお願いはあった。宿題、帰りの掃除。




「ユノ~」



お願いする声でいつも変わってあげてた



「いいよ」乾いた返事ですべてこなした



別に嫌ということではなく、自分でやりたくないギャルたちなのだ。



放課後は一緒にファミレスも行き、一緒に学校行くヒトリだっている。




でも今回のお願いは度を越していた。




今回のお願いはウラのお願いなのだ。





体でお金をもらう悪いことなのだ







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