【完】いいかげん俺を好きになれよ
そもそも…あたしとアユが仲良くなったのは一年のときに隣の席になったからってだけじゃなくて、
このシマシマってバンドが好きで意気投合したの。
ちょっとマイナーだから周りに知ってる人があんまりいなくて
語り合える相手というのはお互いに貴重な存在だった。
しかもアユって普段クールぶってるくせに、好きな音楽のことになると熱くなるから
シマシマのこと喋ってると子供みたいでちょっと可愛い(笑)
そういうとこもなんだかんだ憎めないポイントかなぁ…。
「……が俺的には好きなんだけど。
って美優お前聞いてんのか」
「…ふふふ、聞いてるよー(笑)」
「なに笑ってんだよ」
「えへへ、よく喋るなと思って」
「はぁっ?うるせぇな//
お前に言われたくねーよ」
「ですよね」