王様とうさぎさん
「僕に相談してきて、わかった、って言って、すぐだよ。
あいつ、本気出したら、何人でもいけるね。
あのルックスに行動力が伴ったら」
「あのー、忍さん?」
「ああ、ごめん。
これから結婚しようってのに、浮気勧めちゃ駄目だよね。
なに呑む?」
「ちょっと甘くて、さっぱりしてて、酔わないようなの、ないですか?」
「……パインジュース?」
いや、そうじゃなくて、と言いながら、腰掛ける。
「なに?
なにか話があって来たの?」
「そうです。
あの……清香さんが死んだのは、殺人事件でした。
清香さん、殺されたそうです」
少し間があって、忍は、へえ、と言った。
「僕じゃないよ」
「訊いてません」
「いや、僕、殺す動機あるから」
と忍は言い出す。
あいつ、本気出したら、何人でもいけるね。
あのルックスに行動力が伴ったら」
「あのー、忍さん?」
「ああ、ごめん。
これから結婚しようってのに、浮気勧めちゃ駄目だよね。
なに呑む?」
「ちょっと甘くて、さっぱりしてて、酔わないようなの、ないですか?」
「……パインジュース?」
いや、そうじゃなくて、と言いながら、腰掛ける。
「なに?
なにか話があって来たの?」
「そうです。
あの……清香さんが死んだのは、殺人事件でした。
清香さん、殺されたそうです」
少し間があって、忍は、へえ、と言った。
「僕じゃないよ」
「訊いてません」
「いや、僕、殺す動機あるから」
と忍は言い出す。