王様とうさぎさん
「いえ。
原因がなんだったとしても、殺人はよくないですよ」
「でも私、殺されるのわかってた気がするの」
たぶん、わかってて飲んだの、と言う。
「っていうか、そこで殺さないのなら、本当に私に愛着ないんだなって思ってたから」
いや、あの、おかしいですから、その発想。
清香は溜息をつき、言う。
「生まれ変わったら、今度はきちんとやるわ」
なにを?
どのように?
「ねえ、あんたたちの子どもに生まれて来てもいい?」
「えっ」
「……冗談よ」
ははは、と苦笑いして誤摩化した。
「あのね、私、こういう問題は起こしたけど。
普段はおとなしくて、いい子だったのよ」
自分で言う奴に、大抵、ロクな人間は居ませんが、と思って聞いていたが。
まあ、清香のことは嫌いではない。
このところ、ずっと彼女の足跡を追ってきたがゆえの親しみというのもあるが。
原因がなんだったとしても、殺人はよくないですよ」
「でも私、殺されるのわかってた気がするの」
たぶん、わかってて飲んだの、と言う。
「っていうか、そこで殺さないのなら、本当に私に愛着ないんだなって思ってたから」
いや、あの、おかしいですから、その発想。
清香は溜息をつき、言う。
「生まれ変わったら、今度はきちんとやるわ」
なにを?
どのように?
「ねえ、あんたたちの子どもに生まれて来てもいい?」
「えっ」
「……冗談よ」
ははは、と苦笑いして誤摩化した。
「あのね、私、こういう問題は起こしたけど。
普段はおとなしくて、いい子だったのよ」
自分で言う奴に、大抵、ロクな人間は居ませんが、と思って聞いていたが。
まあ、清香のことは嫌いではない。
このところ、ずっと彼女の足跡を追ってきたがゆえの親しみというのもあるが。