王様とうさぎさん
「だいたい、式は明日なのに、立ち止まる暇もないと思うんですけど」
「いや、浮気は二、三時間もあればできるよ」
ほんとにこの人は……と思いながら、笑ってしまった。
「ありがとうございます」
「ん? ありがとうございます?」
と忍は訊き返してくる。
「お陰で気が楽になりました。
忍さん、なんでも軽く言ってくれるから。
お腹空いちゃった。
お昼、お寿司だったから。
お寿司と焼き肉って、その場では満腹だと思っても、すぐ、お腹空きませんか?」
「そんなの王様だけだって」
「ケーキでも奢りますよ」
とログハウスのドアを押すと、
「ほんと聞いてないね~、人の話」
と言われた。
「言葉の意味もあまり理解できないようだし」
と言うのも聞こえた。
「いや、浮気は二、三時間もあればできるよ」
ほんとにこの人は……と思いながら、笑ってしまった。
「ありがとうございます」
「ん? ありがとうございます?」
と忍は訊き返してくる。
「お陰で気が楽になりました。
忍さん、なんでも軽く言ってくれるから。
お腹空いちゃった。
お昼、お寿司だったから。
お寿司と焼き肉って、その場では満腹だと思っても、すぐ、お腹空きませんか?」
「そんなの王様だけだって」
「ケーキでも奢りますよ」
とログハウスのドアを押すと、
「ほんと聞いてないね~、人の話」
と言われた。
「言葉の意味もあまり理解できないようだし」
と言うのも聞こえた。