王様とうさぎさん
「パステルカラーで、すごくたくさんの色が混ざっててよく見えないんですよ。
卓なら、もうちょっとよく見えるかも」
……どうやら、忍の言う通りのようだった。
允のオーラは見えなくてもわかる気がする。
きっと木や森の色に近い。
落ち着いて静かなオーラだ。
側に居ると、森林浴をしているみたいに気持ちが安らぐ。
まあ、口を開くと、結構ロクでもないことを言い出すのだが。
置いてある結婚情報誌を必死に読んだりして、
「今更」
と忍たちに笑われている間に、允が城ヶ崎と一緒にやってきた。
「あ、允さん」
と顔を上げ、
「大丈夫でしたか?」
と思わず問うと、忍と城ヶ崎の母がまた笑う。
「なんの話?」
と母親に訊いた城ヶ崎に彼女は、
「ほら、ご覧なさい。
あんたの行動が不審だから、お嬢さんに余計な心配をかけて。
すみません、もう~。
誰か、いい人、紹介してやってたぐさい」
とこちらを向いて言う。
卓なら、もうちょっとよく見えるかも」
……どうやら、忍の言う通りのようだった。
允のオーラは見えなくてもわかる気がする。
きっと木や森の色に近い。
落ち着いて静かなオーラだ。
側に居ると、森林浴をしているみたいに気持ちが安らぐ。
まあ、口を開くと、結構ロクでもないことを言い出すのだが。
置いてある結婚情報誌を必死に読んだりして、
「今更」
と忍たちに笑われている間に、允が城ヶ崎と一緒にやってきた。
「あ、允さん」
と顔を上げ、
「大丈夫でしたか?」
と思わず問うと、忍と城ヶ崎の母がまた笑う。
「なんの話?」
と母親に訊いた城ヶ崎に彼女は、
「ほら、ご覧なさい。
あんたの行動が不審だから、お嬢さんに余計な心配をかけて。
すみません、もう~。
誰か、いい人、紹介してやってたぐさい」
とこちらを向いて言う。