王様とうさぎさん
結局、ブーケは爺さんのひとりが取った。
なんだかわからないが、潮の彼氏が、潮に帰りに花束を買う約束をさせられていた。
軽い二次会に、真人は忍の予言通り、遅れてやってきた。
少し酔って。
急にサッカーの試合に出てくれと頼まれたのだと言っていたが、いつもの真人なら、連絡してくるのにな、と思っていた。
真人はいつものように陽気で、
「すまんすまん。
花嫁さんは忙しいかと思ってな」
とぽんぽん、と座っている莉王の頭を叩こうとしてやめた。
そのまま行ってしまう。
離れた位置に座った真人はそれなり、楽しそうにやっていた。