SPの彼に守られて
先月分のテナント料が納められたデータを経理課の部長に提出するために、表計算ソフトを使って一覧表と円グラフプリントアウトして部長に提出する。
「部長、此方が先月のテナント料の報告書です」
「ありがとう。どこも不景気だから、数値も低いな」
「そうですね。先ほど我々のチーム内でも、データを見ながら話をしていました」
部長は受け取った報告書に視線を落とし、先月のテナント料の数値に厳しい表情を浮かべる。
「近々角井百貨店のセールが控えてるし、店舗の頑張りどころだな。この報告書は、この後の会議に使わせて貰うね」
「かしこまりました」
部長に頭を下げて自分の席に戻って、先ほど部長に提出をしたテナント料のデータを今後の業務に使えるようにしたいから、龍崎さんにUSBを借りよう。
「龍崎さん、ファイルを保存するのでUSBをお借り出来ますか?」
「うん」
百貨店に携わる大事なデータだから取り扱いには厳重にするために、そのUSBを保管する役目を龍崎さんが請け負っていてる。
龍崎さんはスーツのポケットから小さな鍵を取り出して、机の引き出しに差し込んで施錠を解き、引き出しを開けてUSBを取り出すと、それを私に渡した。
USBをPCの差し込み口に差し込んで、ファイルの保存先をPC内の記憶媒体とUSBに指定して保存ボタンを押す理由は、万が一、PCが故障してしまってもUSBにもファイルがあるので、2つにする理由はこの訳である。
「これでよしっと…、USBを貸していただいてありがとうございました」
保存を終えて、USBを龍崎さんに返す。
「どういたしまして。午後は、テナント料について相談をしてきた店舗の人たちと打ち合わせだよね?」
自分の机の引き出しにしまっている社内用の手帳を取り出して、今日のページを開いた。
「はい。レストランフロアが1件、メンズが2件です」
「3件か…、吉野さんには3件のここ数ヶ月分のテナント料の数値を表した資料を作ってもらおうかな」
「かしこまりました。他にご用意する資料はありますか?」
「大丈夫。お昼休憩に入るまでに、その資料をお願い。君には―…」
龍崎さんの次々と同じチーム内の社員に指示を出しながら仕事に取り組む姿に、私もそれに追いつけるように頑張らなきゃ。
「部長、此方が先月のテナント料の報告書です」
「ありがとう。どこも不景気だから、数値も低いな」
「そうですね。先ほど我々のチーム内でも、データを見ながら話をしていました」
部長は受け取った報告書に視線を落とし、先月のテナント料の数値に厳しい表情を浮かべる。
「近々角井百貨店のセールが控えてるし、店舗の頑張りどころだな。この報告書は、この後の会議に使わせて貰うね」
「かしこまりました」
部長に頭を下げて自分の席に戻って、先ほど部長に提出をしたテナント料のデータを今後の業務に使えるようにしたいから、龍崎さんにUSBを借りよう。
「龍崎さん、ファイルを保存するのでUSBをお借り出来ますか?」
「うん」
百貨店に携わる大事なデータだから取り扱いには厳重にするために、そのUSBを保管する役目を龍崎さんが請け負っていてる。
龍崎さんはスーツのポケットから小さな鍵を取り出して、机の引き出しに差し込んで施錠を解き、引き出しを開けてUSBを取り出すと、それを私に渡した。
USBをPCの差し込み口に差し込んで、ファイルの保存先をPC内の記憶媒体とUSBに指定して保存ボタンを押す理由は、万が一、PCが故障してしまってもUSBにもファイルがあるので、2つにする理由はこの訳である。
「これでよしっと…、USBを貸していただいてありがとうございました」
保存を終えて、USBを龍崎さんに返す。
「どういたしまして。午後は、テナント料について相談をしてきた店舗の人たちと打ち合わせだよね?」
自分の机の引き出しにしまっている社内用の手帳を取り出して、今日のページを開いた。
「はい。レストランフロアが1件、メンズが2件です」
「3件か…、吉野さんには3件のここ数ヶ月分のテナント料の数値を表した資料を作ってもらおうかな」
「かしこまりました。他にご用意する資料はありますか?」
「大丈夫。お昼休憩に入るまでに、その資料をお願い。君には―…」
龍崎さんの次々と同じチーム内の社員に指示を出しながら仕事に取り組む姿に、私もそれに追いつけるように頑張らなきゃ。