蜘蛛の巣にかかった蝶のようで
トボトボと家に帰る。
なんていう日だ。
疲れているのに眠れなさそうな感じ。
築山君が私を好きだった?
それとも好きとは別な独占欲?
私が幸也と話すだけで狂いそうだった?
私は幸也だけしか見ていないから築山君は彼氏の親友って感じで特別意識したことなんてない。
そんなこんなで考え事をしていると家に着いたのも気付かず、家の前の石段につまづく。
「いてっ…。もう、ついてないなぁ。」
おそるおそるドアを開けると……
お母さんはお風呂に入ってるようだった。
急いで部屋に駆け上がる。