キミのとなり




今日も文化祭の準備で忙しい。
最近はこの準備のせいです部活に
行けなくて、廊下で先輩後輩に
会う度に今日は来るのー?って
言われていた。




マネージャーいないと色々と自分達で
片付けたりしなきゃだから
みんな大変なんだろうなー。と
わたし達のことを頼ってくれてることに
嬉しさを感じて頑張らなきゃなと
毎回思わされる。




「夢希ー!!!今日はさすがに
部活に行こっか!!!」



「そうだね!!!みんなも
待ってくれてるみたいだしね♩♬*゜」



「みんな夢希待ちだよ、きっと!!!笑」



「え、そんなことないでしょ!!!
夏菜の事だって待ってるよ★゛」



「えー?そうかなぁー??
明らかに夢希ファン多いよ?(笑)」



「そんなわけないでしょお!!!
みんなはマネージャーとして私達のこと
待っててくれてるんだよ☆彡.。」



「もぉー夢希ってほんと鈍感。」



私は夏菜の言葉を聞く前に
部室に向かった。
そして久しぶりの部活で
気合い入れるためにいつもより
大きい声であいさつをした。




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