今夜、上司と恋します
「ならさー。行動しちゃいなよ。
保守的な告白でもいいよ、別に」
「保守的?」
「うん。好きでしたー。けど、気持ちを伝えたかっただけだからー。みたいな?」
「……成程」
「見返りを求めるモノじゃないなら、課長さんも受け止めてくれるんじゃん?」
「うん」
「まー私としては、奪っちゃえ!てへぺろ!って感じだけど」
「あはは。てへぺろって止めてよ」
「可愛いでしょ」
「古いよ」
「はあ?何を~?」
あははって笑い合う私と美沙都。
「美沙都、ありがと。スッキリしたよ」
「いいえ~。じゃあさ、パジャマパーティーでもする?」
「うわあ、なんか若いね」
「いや、まだ若いし。やめてくれる?」
もう、30になるけど。
それで若いと言い切るか。
「じゃあ、パジャマに着替えようっと」
美沙都はお泊まりセットとして、ちゃっかりパジャマも持って来たみたいだ。
着替え始めたから私も部屋着に着替える。
今日履いていたスカートを折り畳んでハンガーにかけようとした時、ポケットからカサッと何かが落ちた。