doll
この人達なら、
私を連れ出してくれるかな。
「どこかに連れてってくれる?」
「「……え?」」
「まじかよ!」
「いーの?」
「どこに行きたい?」
帰る場所があそこで無ければ
どこでもいいんだ。
どうなってもいいんだ。
「ねぇ、名前何て言うの?」
「…は…る。」
「ハル?ハルちゃんか!」
「かわいー名前じゃん」
「ハルちゃんお腹空いてない?」
ハルと言う名前の方が
本当の私のように笑える。
不思議な感覚だった。