ドナリィンの恋
ドナの手が、エスコートの教授から佑麻へと渡された。ふたりは祭壇に向き直りファーザーと対面した。この教会で式を挙げるために、佑麻は何日このファーザーの説教を聞いたことか。ファーザーは、神を称えたのち、ふたりに愛の誓いを促す。そして、指輪の交換となり、佑麻は準備してきた結婚指輪をはめようと左手を取ったが、ドナの薬指にはまだ佑麻の母のリングがはめられていた。
「いいのよ佑麻。この上からはめてちょうだい。」
ドナの言葉に佑麻は、微笑みながら彼女の薬指にリングを添えた。
「ところで佑麻。いつから私のこと好きになったの?」
「六本木のクラブで、ドナを見た時からだよ。あの時危なそうな男と飲んでたんで心配して見てた…。」
「えっ!佑麻はあの男たちと仲間じゃなかったの?」
「何をいまさら…。」
ドナはウエディングドレスのまま、飛び上がって佑麻にしがみつくと、彼の顔を両手で挟んで熱いキスをした。早すぎる誓いのキスに、佑麻もファーザーも驚き、列席者は積極的な花嫁に喝さいを送った。ようやく佑麻の唇から離れたドナは、彼だけに聞こえる声で言った。
「Hey! YUMA! I’m not yours, you are mine!!
(佑麻、もう私はオレノオンナじゃないわ。あなたがワタシノオコトなのよ)」
ファーザーは神の御前で、ふたりが正式に夫婦になったことを高らかに宣言した。
「マキ、いくら君の頼みでも、これ以上寄付基金を拡大するわけにはいかないよ。会社の利益が無くなってしまう。」
プレスコンファレンス会場に通じる通路で、ジョンは麻貴と歩きながら言った。今日は、プレスに対して会社の中期経営ビジョンを発表する予定だった。
「なに言ってるのよ。エンジェル・トーカーセットはバカ売れだし、この活動のおかげで、市から破格の条件で工場用地を買収できたのでしょう。そこで余ったお金はどこへ行っちゃうわけ?」
「いや…。とにかく、どんな取引条件を持ち出されてもマキの頼みは難しいね。」
「いいのよ佑麻。この上からはめてちょうだい。」
ドナの言葉に佑麻は、微笑みながら彼女の薬指にリングを添えた。
「ところで佑麻。いつから私のこと好きになったの?」
「六本木のクラブで、ドナを見た時からだよ。あの時危なそうな男と飲んでたんで心配して見てた…。」
「えっ!佑麻はあの男たちと仲間じゃなかったの?」
「何をいまさら…。」
ドナはウエディングドレスのまま、飛び上がって佑麻にしがみつくと、彼の顔を両手で挟んで熱いキスをした。早すぎる誓いのキスに、佑麻もファーザーも驚き、列席者は積極的な花嫁に喝さいを送った。ようやく佑麻の唇から離れたドナは、彼だけに聞こえる声で言った。
「Hey! YUMA! I’m not yours, you are mine!!
(佑麻、もう私はオレノオンナじゃないわ。あなたがワタシノオコトなのよ)」
ファーザーは神の御前で、ふたりが正式に夫婦になったことを高らかに宣言した。
「マキ、いくら君の頼みでも、これ以上寄付基金を拡大するわけにはいかないよ。会社の利益が無くなってしまう。」
プレスコンファレンス会場に通じる通路で、ジョンは麻貴と歩きながら言った。今日は、プレスに対して会社の中期経営ビジョンを発表する予定だった。
「なに言ってるのよ。エンジェル・トーカーセットはバカ売れだし、この活動のおかげで、市から破格の条件で工場用地を買収できたのでしょう。そこで余ったお金はどこへ行っちゃうわけ?」
「いや…。とにかく、どんな取引条件を持ち出されてもマキの頼みは難しいね。」