裏表彼氏

葵「いつも、朝、部屋から美思が学校行く姿見てるし。」

美思「嘘っ。」

早く起きてるけど学校行くのだるいからな。

葵「本当。」

美思「なら、普段から早く来てよ。」

葵「それは、だるい。」

美思「迎えに行こうか?」

何を言いだすかと思えば。
学校に俺たちが付き合ってる事、ばれたくないのによ。

葵「バレるよ?」

美思「それもそうだね。」

葵「バラしたいなら構わないけど。」

美思「いや、バレたら色々と困る。お兄ちゃん、お姉ちゃんが生徒会長やった時もばれそうだったのに。」

そういや、騒がれてたな。
俺と先輩が繋がりあったから。

葵「ばれそうって思ってんの美思だけだと思うけど?一度もまだばれそうになってないから。」

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