涙が枯れる日 Ⅰ【完】



また何か考えてるの?



遥斗まで私から取るの?




私はこの一瞬でそんな事を考えてしまった






遥斗も雷輝の視線に気がついていた






そして終始今日の雷輝はおかしかった






いつもなら黙ってケータイをいじるか、私を睨むかのどちらかだったのに……







そしてあいつらは散々言いたいことを言った後、飽きてしまったのか去って行った




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