臆病な私でも恋はできるのか。
「何にしようか」
「怖くなければ何でも良いです」
「怖いご飯って何」
そう言って笑う柊くん。
笑い声が少しだけ部屋に響いて少し怖い。
「あ、私パスタ作りますよ」
「本当!?わー、楽しみ!何か手伝えることってある?」
「えっと、その…そこからずっと動かずに見ていてくれると…」
「…え?やっぱりまだ怖いの?引きずってる?」
「い…いいから見ていて下さい!」
「はーい」
その後も何度も振り返って柊くんを確認しながらご飯を作った。