鏡と瞳



抱きしめられてる間、
手の行き場がわからなくて
戸惑って、行き着いた先は海晴の背中。
ギュってすると余計心臓の音が
耳に届いてうるさかった。

普通?これ付き合ってたら普通?
付き合ったことないからわからない。

ただこの時間が少しでも長ければ、なんて。


「夢、」


体を離されて、目を合わす。
恥ずかしい。顔真っ赤だろうな。
海晴も真っ赤だ。



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