world



ここは…保健室…?
夢…か…。




李「…秀っ…本当に愛してんのよっ…」
李羽の目からは絶え間なく涙が流れた。

李「……怖い。」
助けてよ!!秀!





声にならないかすれ声が零たちの耳に入る。




零たちは李羽を保健室に連れて行き、そのベッドの隣のベッドでコロコロしてたのだ。



李羽のベッドの周りにはカーテンがついていて彼らが居ることは李羽は気づいていなかった。



李羽は涙を拭いて、カーテンを開けた。
李「わっ…?なにしてんの」

明「ごめんね!本当にごめんね!



怖かったでしょう?!俺が離れなかったら!脅かさなかったら!」



李「俺は暗闇が嫌だ」
奏「わかったよ。それより大丈夫?うなされてたぞ」




李「大丈夫だ。」
もう夕方かぁ…




ガラッと保健室があいた。
魁「李羽…大丈夫か?!」
李「…特に」



魁斗が現れた。
すごく突然にな。
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