メニューとあの人
あれからミヤと話ができずにいた。
ミヤにあっても今までのように近づけられないし、ミヤが私を避けている。

会いたいのに会えない。
この状態はいつまで続くのだろう・・・






私はこのままじゃなにも変わらないことが嫌だった。
ミヤとまたお話がしたい。
そのたくさんの気持ちが私を促した。
だから私はミヤのスマホにメールを送った。

【会いたい。
会って話をしたい。】

送ってから半日が過ぎても返事はなかった。

夜になり私は仕事を終えて帰ろうとしたところにメールの返事がきた。

【わかった。どこがいいの?】

いつもより、少ない返事・・・。

でも!言わなきゃ

どこいいだろう?

フッと思い付いたのは、なぜかあのお店。

【『fool』で会いましょう。】

呆れているかな?
自分が酔っ払ったお店で会おうなんて
でもなんでかあそこしかないと思ったから・・・。

しばらくして、返事が帰ってきた。

【仕事が終わったら向かう。】

わかってた。
もうミヤは私のこと好きではないんだ

私はとりあえず仕事を終えて『fool』に向かった。
忘れそうになってた道をどうにか思い出して・・・
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