君が笑うとき
「ここいいがいい!」


麻由が走り出し、河原へ向かった。


「バッタいるかなあ~…」


姿勢を低くし、目をこらしている。


麻由は今度、虫が描きたいという。


「何で虫?」


「なんとなく~」


こいつ、頭おかしい


絶対おかしい…


改めて思った。


そんな俺にも気付かず、麻由は楽しそうに草むらで走りまわってる。


まあ、コイツがいいならイイけど…


そんな無邪気な麻由に俺はほほ笑む。
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