彼の『好き』は私、限定。

…1年前。

俺は珍しくホームルームのため、
早くから教室に来ていた。

女好きな雅也は
女に鼻の下を伸ばしながら、
腰に手をまわしていた。

すると別の女が胸を俺に当てくる。


「そんなに強調すんな、気持ち悪…」

そう小さく呟く俺は、
女を振りほどきいろいろと
めんどくさくなってただ

ボー…


っとしてた。

すると

ドガーーンっ

という音がして女の子が
降ってきた。


< 40 / 48 >

この作品をシェア

pagetop