dólce

その時、女子の一人が綾斗の腕に絡みつく。
あの子が新しい彼女かな…?


「あーやとっ!おはよ。」

「あぁ。おはよう椎菜 -shiina-」

「朝から会えてラッキー!…それでさ、今日一緒にお昼食べない?」


羨ましい…
何も気にせず彼女として綾斗の隣にいれる君が。

正直言って椎菜さんは可愛い。
赤くなった頬も、綾斗に向ける笑顔も恋する女の子の顔…

僕にはあんな顔出来ないや…


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