期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
「ちょこちゃん…太った?」
せっかく帰ってくる千洋さんを駅まで迎えに行ったというのに第一声がそれ?
てか、昨日のバイキングで見た目に分かるくらい太った⁈
「えっ⁈うそ⁈やだっ‼」
慌ててお腹周りをかくすようにしゃがみ込むと、そんな私の姿を見て彼が笑った。
「嘘だよ。昨日はずいぶん楽しくすごしてたみたいだね。
千秋からちょこちゃんが山盛りケーキを食べてる写メが届いたんだ」
「嘘っ⁈」
私、写メを撮られてることにも気づかないでバカ食いしてたってこと⁈
「ひどいよちょこちゃん…僕とはあまり外出しないくせにさ…」
それは…
誰にも邪魔されないで二人でまったりしたいという、願望がつい、外出を控えさせていた。
「ごめんなさい…」
「謝ることないよ、これお土産」
「えっ⁈仕事で行ってたのにお土産なんて…」
「ちょこちゃんの好きそうなもの。あとで見てごらん?」
今すぐ見たいのに。
でも、後の楽しみにするのも悪くないかな。お土産の入ってる紙袋を受け取って
彼の腕に右手を回した。