期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
「千秋君、マジ凄いよ⁈完璧すぎ…
また今度、お願いしたいくらいだよ」
「次は金とるよ?」なんて笑うから、私も一緒になって声をだして笑ってしまった。
ジム仲間のよっしーも、異性の中では話しやすいけど…
ここまで打ち解けて仲良くなれた異性は千秋君が初めてだ。
もし、千洋さんに会う前に千秋君に会っていたら
きっと私は千秋君に恋をしていただろう…。
意地悪で、不器用で、素直で
きっと、真っ直ぐに育ってきただろう千秋君は
私にとって、友達でもあり、ある意味羨ましくさえ思ってしまう存在だ。
「でもなー、兄さんのために俺がこんなに頑張ったっていうのが納得いかないなー。」
私の手をとり、自信作であろうネイルを見ながら不貞腐れる。
「いいじゃん。私は千洋さんに喜んでもらいたいし」
「どうだろうね、俺がやったってバレたら、嫉妬深い兄さんのことだ
すぐに不貞腐れそうだよ。」
それも一理ありそうで思わず笑顔が引きつってしまう。
千洋さん
早く会いたい
会いたくて
会いたくてたまらない。
離れていても寂しくなんかないよ…。
千洋さんを想うたびに
この胸がときめくから
会えないこの時間さえ
愛しく感じてしまう。
恋はステキだ…。