期間婚〜彼と私の微糖な関係〜



翌朝、なかなか眠れなかった私は目の下にクマができていた。

最悪…。

ってか…。


キスって…

恥ずかしくて気持ちいい。

ぼんやりそんな事を考えながら指先で唇に残った感触を確かめる。


ってか、あいつはキスのあとそのまま倒れるように寝付いたんだよ。

腹がたつ。

人様のキスを奪っておいてそのまま爆睡なんて。


ソファーに寝たままの若社長を見ることもできずに朝食を作っていると、目を覚ました彼が気持ち良さそうに背伸びをしながら体を起こした。

急に起きるなよ。

どんな態度をとればいいのかわかんないじゃん。


「ちょこちゃんおはよう。って…

僕、昨日ソファーで寝ちゃったんだ。
毛布かけてくれてありがとう。」


なんて普通なんだ。

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