期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
発泡酒が半分くらい減った頃
頭がぼんやりして体が熱くて
苦い気分も
苦い味も
どーでもいいなー。なんて気分になってきた。
それよりもアルコールのせいで眠気が強くなる。
「僕の欲しいものか…」
聞こえてきた声
まだ悩んでたのかとおかしくなる。
「ちょこちゃんにリボンつけてくれたら嬉しいかも」なんて言いながら笑う彼の声がずいぶん遠くから聞こえる気がする。
「私にリボン?若社長はリボン女子が好きなんですかー?」
「ちょこちゃん酔っぱらってる?」
「酔っぱらってませんよー」
「いや、酔ってるよ」
苦笑いの彼の頬を軽くつねる。
「しつこいなー。で?
リボン女子が好きなのー?」
「リボン女子が好きなんじゃないよ。そうだね、ちょこちゃんの首にリボンをつけたら、僕のペットみたいじゃない?」