元姫と現姫とその仲間と・゜・上
「またあいつらが!!(ボソッ)
……絋、俺用事思い出したからちょっと行ってくるわ」
「…やめておけ。あいつらを相手にしたって無意味だ」
「絋がそう言うなら我慢するけど…
何かあったら、絶対俺たちに言えよ」
「分かってる。頼りにしてるぞ、明希」
そう言うと、彼はすごく喜ぶ
明希は私のことを妹のように可愛がってくれている
いや、私に忠実すぎるかもしれない…
私が頼りにしている人の1人で、私の秘密を知っている
「そういや絋、今日は顔出すのか?」